理事長挨拶
この度、Dr. CK Ashok Kumar会長とK.Karunanidhi世界代表の要請を受け、FWCの日本支部としてFirst World Community Japan(FWC-Japan)を設立する運びとなりました。
インドに淵源をもち、各国・各分野の中核を担う印僑の方々との関わりは、日本のみならず世界が必要とする情報とエネルギーが溢れています。
FWCの理念と使命の下、印僑と日本の懸け橋となることで、関心を抱いて頂いた皆様と共に活動できますことを心より感謝いたします。
片桐 隆太
略 歴
【出身地】広島県呉市
【生年月】1982年6月
- 国際NGO First World Community Japan (FWC-Japan) 理事長
- 広告代理業
- 貿易業
設立までのあゆみ
22年前(2002年)、単身でネパールを訪れた際、母国の教育環境を変革したいという大志ある現地の青年に出逢いました。
そのネパール人の青年を通じて、現地のサポートする中で、発展途上国での教育向上の必要性を実感しました。
図書の寄贈、図書館ならびに学校の建設、日本の教育関係者と現地を繋ぐ取り組みを続ける中で、国連関係者を始め多くの協力者に恵まれました。
このネパールからの繋がりにより、アフリカ(ザンビア)でJICAのプロジェクトを展開する日本の有機農法の技術と出逢いました。
その技術を、2019年にニューヨークで開催された国連SDGsカンファレンス(国際会議)へ紹介した結果、SDGs最優秀賞を受賞し、世界各国の関心を集めました。中でも農業人口2億人を超える、農業大国インドからの求道心は凄まじく、想像を遥かに超える人数の来日希望がありました。
そして、20名を超える来日者を迎えた後、コロナ禍に突入した事を機に熱量を絶やさぬ為に、コロナ禍が明けるまでの約束で開始したオンラインでのセミナー開催は3年間で200回を超えました。
こうして、インド全体の関心ごとである有機農法(農業)、そして世界中の関心ごとである国連(SDGs)との関わりにより、人脈はインドの農業従事者のみならず、各地の大学、政府機関、大企業、財団および各種団体へと飛躍的に広がりました。
基本情報
◇理念
差別、貧困、暴力、飢餓や疾病のない、幸福で健康的なひとつの世界、ひとつのコミュニティの創造
◇使命
誰もが平等に機会が得られ、自分自身の能力と可能性を最大限に引き出すことができる社会の実現
◇FWCとは
インドに本部を置く国際NGO First World Community(FWC)は、社会的変革を促進するための教育、医療、有機農業、ビジネス・ネットワークをグローバルに展開すると共に社会起業家育成及び支援を行っています。
創立者の紹介
First World Community 創設者
Dr. CK Ashok Kumar(アショク・クマル氏)
インドSachet革命指導者、弁護士、実業家、社会活動家、投資家、教育者、詩人、コラムニスト、フリーランス・ジャーナリスト
- モディ首相が世界展開に力を注いでいるインド政府伝統医学省(AYUSH 省)国際アドバイザー
- アジア太平洋ビーガン連合(APVU)会長、国際ベジタリアン連合ロンドンの評議員
- Terre des Hommes CORE Trust(インド児童福祉NGO)のアドバイザー
- その他多数の世界的な功績を有する。
組織概要 FWC(インド)
◇他海外拠点
- インド本部
- アメリカ支部
- マレーシア支部
- オーストラリア、ボリビア、カナダ、スリランカ、セネガル、カンボジア、モーリシャス、ガーナ、南アフリカ、UK、UAE、その他
受賞や実績
- 優れた業績と教育分野への優れた献身を認める特別表彰賞 – インド政府の科学技術省の支援を受けたAICRA (※1) によって贈られました。
- 南アフリカでのBRICSサミットで国際ビジネス代表団が派遣されました。
- モーリシャスとガーナへのビジネス代表団を率いました。 この代表団中にモーリシャスとガーナの支部が発足しました。 モーリシャス支部は、モーリシャスのシュリ名誉大統領閣下によって設立されました。 モーリシャスのヴァイヤプリ・パラマシヴァム・ピレー大統領がFWC代表団の昼食を主催しました。
- 第3次代表団は、20人のメンバーとともにマレーシアでのスタートアップサミットである GOPIO (インド系グローバル人材) に参加しました。 FWCのベチバープロジェクトがこのサミットで認められ、資金提供されました。
- マーガレットイタリアと協力して、ティルヴァンナーマライ (インド南部のタミル・ナードゥ州) の若者向けにナチュラルアイスクリーム作りのトレーニングプログラムを作成しました。
- FWC-EEFはインド パビリオン – ドバイで FWC-ME (中東) 支部の開設に成功しました。
- ドバイでは、FWCによる第4次ビジネス代表団が、30人のメンバーでドバイ国際博覧会に参加し、MSME/M-TIPB (※2) の下で支援されました。
- FWCを通じて米国への第5次ビジネス代表団20名がFETNA (※3) やBUFFALO (※4) のイベントなどに参加しました。
- 第6次代表団は、FWC日本シッダ協会およびFWC日本支部の立ち上げに向けて、26人のメンバーからなるAYUSH代表団を率いました。
- クッダロールとティルヴァンナーマライ (共にインド南部のタミル・ナードゥ州) でメガオーガニックフェスティバル(THOFA (※5) )を成功裡に実施。 10,000 人以上の農業学生や起業家が恩恵を受けました。
- FWCは、学校や大学を中退した人たちを対象としたトレーニングプログラムを作成し、彼らを有能な起業家に育て上げました。
- FWCは5人の工学生をヴェティプレナー(香りのミッションの一環でのベチバープロジェクト)に育成し、土地を所有せずに700エーカーのベチバーを栽培し、クダロール (インド南部のタミル・ナードゥ州) でベチバークラスターを創出しました。
- 提携している社会組織であるガンジー世界財団を通じて、買い手と売り手の会合や展示会をいくつか企画しました。
- 新型コロナウイルスの第1波と第2波の最中に、チェンナイおよびその他の都市で100万個のKABASURA KUDINEER(カバスラクディニール、免疫増強飲料・シッダ医学由来のハーブ薬)を配布しました。
※1…AICRAは、All India Council for Robotics & Automationの略で、ロボット工学と自動化に関する標準を設定する非営利団体です。教育産業における頂点団体であり、ロボット工学と人工知能分野の発展のためのエコシステムを構築しています。グローバルな貿易開発、研究開発、COEおよびSTEMラボ、産業開発、専門認定およびRLPなどの分野で支援を提供しています。また、ロボット技術に関する認定を行い、若者を将来の仕事に備えるためのSTEMラボをインド全土に設置しています。
https://www.aicra.org/
※2…MSME/M-TIPBは、インドのタミル・ナードゥ州のマイクロ、スモール、ミディアムエンタープライズ(MSMEs)の国内外での商業活動を推進するための組織で、「MSME Trade and Investment Promotion Bureau」(MSME貿易投資促進局)という名前で知られています。この組織は、規制、金融、技術、組織、マーケティングなどの分野で支援を提供し、MSMEsが生産的で現代的なビジネスとして成長するための環境を整備しています。また、「MSME/M-TIPB」はドバイ国際エキスポに参加したビジネス代表団の支援も行っています。 ※3…FeTNAは、Federation of Tamil Sangams of North Americaの略で、北米のタミル人コミュニティを代表する非営利団体です。この団体は、北米のタミル人コミュニティの文化的、教育的、社会的なニーズに対応するために設立されました。 ※4…Buffalo Business Firstは、ニューヨーク州バッファローのビジネスニュースを取り扱う団体です。ビジネスの成長、ネットワーキング、雇用に役立つツールも提供しています。また、地元のビジネスリーダーを認識し、プロフェッショナルなネットワーキングを促進するために、定期的に特別なイベントを開催しています。 ※5…THOFAは、インドのタミル・オーガニック・ファーマーズ・アソシエーション(Tamil Organic Farmers Association)が主催するイベントです。このイベントは、小規模、中規模、伝統的な農業から自然有機農業への移行を促進することを目指しています。
https://www.tnmtipb.in/
https://fetna.org/
https://www.bizjournals.com/buffalo/